一般社団法人 防窮研究所

Institute of Poverty Prevention

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Activity

Purpose

研究所設立の目的

防窮研究所は、貧困や孤立などによる生活困窮を未然に防ぐ「防窮」という視点から、学術的知見と現場の実践をつなぎ、産官学民の連携を促進する中間支援組織です。エビデンスに基づいた社会課題の整理と、実効性ある施策の提案・実装を通じて、地域コミュニティの活性化や制度の改善に寄与します。

  • 「防窮(ぼうきゅう)」とは? 自分や大切な人を生活困窮から守れるようになること

Our value

  • Mission: 防窮について調査研究を行い、防窮ネットワークを広め、豊かな「おたがいさま」社会をつくる
  • Vision: 誰もがおたがいを気にかけ合い 手を貸し合う「おたがいさま」社会
  • Value: 現場の知恵と科学の知見の共創、産官学民協働、ICTの活用

防窮訓練

「防窮(ぼうきゅう)」とは?

自分や大切な人を生活困窮から守れるようになること

「防窮訓練」とは?

自分や大切な人を生活困窮から守れるようになるための短期間のトレーニングのこと。

なぜ「防窮訓練」が必要なのですか?

災害がおこる前に「防災訓練」を行うように、災害がおきたと想定して、身の安全(生命)を守るために知識を学び、被害を最小限に止める訓練を行い、災害シミュレーションを体験するのと同じ意義があります。 生活困窮がおこる前に、対処できる知識や方法を学び、シミュレーションすることで、もし自分や周りの人達が生活困窮に陥ったときでもパニックにならず、命を守り、落ち着いた日常を過ごせるようにするための訓練を、学生時代から体験しておくことが必要だと防窮研究所では考えています。

Organization history

  • 2020年
    • 4月 白取耕一郎の主宰により活動を開始
    • 9月 白取の呼びかけにより、有志による貧困研究会を立ちあげ
  • 2021年
    • 4月 研究会の名称を包摂研究会と改め
    • 47月 防災訓練に習った、貧困に陥ったときに命を失わない教育プログラム「防窮訓練」の構想が始まる
  • 2022年
    • 1月 NHK「首都圏情報 ネタドリ!」(関東地域の放映)にて防窮訓練の取り組みが紹介される
    • 3月 日本アクティブ・ラーニング学会で「防窮訓練」について発表を行う
    • 5月 防窮訓練のアプリ開発に着手する
  • 2023年
    • 4月 研究会の拠点を京都に移し、防窮研究所を立ちあげる
    • 6月 一般社団法人として登記を行う
    • 10月 proj-inclusiveと共同で出場した都知事杯ハッカソンで最優秀賞受賞
  • 2024年
    • 1月 防窮研究会を研究者・実務家・シビックハッカー等と設立
    • 3月 防窮の理論構築・実証・普及等を目的に、第一回防窮研究会を開催
    • 7月 設立一周年の節目に、防窮研究所の公式ロゴマークを制定
    • 8月 「防窮サミット2024」を東京渋谷区で実行委員会の一員として主催する
    • 9月 埼玉県富士見市と「生活困窮の予防と深刻化防止に関する協定」を締結

Members

  • 白取 耕一郎
    • 白取 耕一郎
    • 所 長
    • 拓殖大学
  • 百野 公裕
    • 百野 公裕
    • 理 事
    • グラミン日本 理事長
    • 米国公認会計士
  • 関谷 剛
    • 関谷 剛
    • 理事
    • 医師、医学博士
    • 東京大学未来ビジョン研究センター 客員准教授
  • 中西 純一
    • 中西 純一
    • 運営統括室長
    • 恒健社 書籍編集部編集長
  • 望月 利昭
    • 望月 利昭
    • 監 事
    • グラミン日本顧問兼ファンドレイザー

Partners

  • proj-inclusive civic-techグループ
  • 防窮研究会 研究グループ

ロゴマークに込めた活動への想い

豊かな「おたがいさま」社会をつくることをミッションに設立した一般社団法人防窮研究所は、創立一周年となる2024年7月1日[月]にロゴデザインおよびCIカラーを刷新いたします。

 「ヤドカリとイソギンチャク」をモチーフにしたデザインは、互いが存在することで補い合う「共生」を表し、中央下に描かれている「黄金の五角形」は「希望の星」であり、希望や夢を持てる社会をみんなで育もうという意味を込めて、ヤドカリが両方の手で持っています。

 地球上で暮らす全ての人々が、希望を持って助け合って生きていく「共生し、共創する社会」が構築出来るよう、防窮研究所は新しい取り組みや調査研究を進めていくという想いが込められています。

 一周年を節目に、さらに多様な方々と交流を深め、社会に貢献できる研究法人としての価値を高め、皆様のパートナーとして「おたがいさま社会」の実現に向け、活動してまいります。